みなさまは、一般歯科と審美歯科の違う点について理解されていますか？一般歯科と伝えると、言葉そのままの意味で「一般的な治療をする歯医者」といった印象を想像されることでしょう。審美歯科との違う点について、明確には思い浮かべにくいですよね。こちらではそういった一般歯科と審美歯科の違う点について、費用や治療方法をメインとして分かり易く説明します。

1．保険の適用があるかないかが違う

一般歯科で実施される診療とは、大体が保険の適用があります。むし歯や歯周病の治療などを保険の適用できる範囲の中で実施してくれるのが一般歯科の特性です。
そのため、歯に痛みが出たり、歯茎が赤く腫れ上がってしまった時に、最初に診察を行うのは一般歯科となります。

その反面、審美歯科では、そもそも保険の適用をすることが出来ません。審美歯科治療は、文字で見る通り、審美の部分を追い求める歯科治療となります。
ですので、高値の素材を使用したり、特殊な機械を使って治療することが大部分となり、保険を適用外することが出来なくなってしまうのです。この点は、一般歯科と審美歯科の大きく異なる点といえます。

2．使う素材が違う

一般歯科と審美歯科としては、治療に使用する素材が違います。例を挙げるとすれば、むし歯の治療をする場合、一般歯科としてはレジンや銀歯といった素材のみしか使うことが出来ません。
双方とも安い値段で材料ですが、安易に購入できるため審美性に秀でているとは伝えることが出来ません。そして、耐用性の点についても、特段として秀でていると言うことではないため、歯にとって最小限の特性を持ち得た歯科の素材となります。

そういった点で比べると審美歯科としては、治療に使う素材に限度がないので、セラミックやジルコニアなど利用して、耐久性や審美性に秀でた歯科補綴を作成することが出来ます。こういったことが審美歯科としてのいわれともいえます。

3．どちらの方が秀でている？

一般歯科と審美歯科の治療内容を比べた際に、耐久面や機能面、審美面などといった、全体的な要因で、審美歯科の方が秀でているでしょう。ただ、治療に使う素材が長い目で見た時に劣化してしまう点や再治療の可能性も想定すると、総合的に自費診療の方が安くなるケースもあるため、どちらが良いとは言い切れません。

今まで以上に自然な外見と審美性、今まで以上に健康的になるために。

銀歯を気にしてしまい、口を大きく開けて笑うことが出来ない。そして、治療した時は馴染んでいた被せ物に黄ばみが出てきてしまい、明白に人工的な被せ物に見えて気になってしまうといった経験はありませんか？

今ある銀歯を白い歯に付け替える、それだけで口内の印象は大きく変化を見せます。そして、素材をセラミックスに変更するといったことだけで他の歯とバランスがとれ、きれいで自然な口元に変わります。また、ぱぱっとブラッシングするだけできれいに磨け、クレンジング力としても優秀です。当院の審美歯科での治療は不安要素になっている点を患者様とよく話し合い、素材を検討して、患者様にとって最適な明るく自然な笑顔になれること目標に一緒に伴走していきます。

保険診療として出来ない治療方法はございません。といっても根本として生活をしていく上での最小限の治療内容であるケースが大多数なので限りもございます。料金を安くすることが出来ますが、使う素材や治療する方法が限定されてきます。材料として白い物はほとんどがプラスチックとなります。以前と比較すると材料は良くなってきていますが、長い年月使い続けていると吸水していくため色が変わってきてしまい、そもそもの材料にざらつきがあるため、食べたものなどが残ってしまい、歯茎が腫れてしまう原因となってしまうことがあります。

美しさ

セラミックスの素晴らしいところはそもそもの美しさと言えます。他の歯に馴染ませるように色味を調整することが出来るため、造形物っぽさをなくし自然な外見にすることが出来ます。

着色や変色の恐れがない

保険適用して作成したプラスチック素材の歯は、表側に細々しい傷が出来易く、その部分が着色して行き、最終的には変色をしてしまいます。それに関して、セラミックス素材の歯はそういった問題点がなく長年使用しても作成した当時と同じ色味を保って過ごせます。

金属アレルギーの反応をしない

金属素材の物は唾液に溶けた際に金属イオンを発生します。そういったことが要因となり、金属アレルギーが発生するケースもあります。セラミックスは唾液に接触してもバランスが取れるため、生体安定性に秀でている特性があります。

歯茎にとって安心

セラミックスは表側が円滑になっているので、そもそも汚れが付着しにくく歯磨きの際に短い時間できちんとキレイに磨けます。陶器素材のお皿を想像してもらえると、イメージしやすいと思います。反対にプラスチックの歯は吸水する力が強いため表側がざらつきがあり、長年利用していくと汚れが付着しやすく、丁寧に歯磨きをしても簡単には汚れが落ちにくい性質があるため、歯茎の炎症の原因となることもあります。

耐久性が強い

以前のセラミックスは奥歯などの圧力が強くかかる箇所で割れてしまうことが多々見受けられました。しかしながら、オールジルコニアに変えると割れてしまうことは、ほとんどなくなり奥歯でも心配なく、セラミックスを使って治療することが可能になりました。とはいっても、ブロックを削りながら作っていくため、審美として単色な歯になってしまう点が問題視されてきましたが、近年はブロック自体にグラデーションが、ほどこれされたものが作られ審美面で見た時にとても良くなっています。

ホワイトニングとは、年を取るとともにや、元々の遺伝によって色が黄色になっている歯を傷つけることなく専門の薬を使用して漂白を行う、歯に負担をかけずに出来る審美治療です。長年溜まっていった着色を白くしていき、歯が元々持っている白さに戻してきます。より安心かつ正確な成果を出すためには、最初に口内を健全なコンディションに整えてからホワイトニング作業を施します。

当院では、ホームホワイトニングのみ取り扱っています。
ホームホワイトニングとは、ご家庭でやっていくホワイトニング作業です。歯医者さんで「マウストレー」を作ったのちに、ご家庭で作成したマウストレーにホワイトニング剤を入れて装着します。ちょっとずつ漂白されていくため、ホワイトニング効果を実感するのには2週間程度時間を要しますが、オフィスホワイトニングと比べると持続性をより長く担保することが出来ます。